トマトだけどまるでフルーツ!?ミディトマトをご紹介します

白背景に様々な大きさのトマトが並べられている写真

皆さんは、「フルーツトマト」というトマトをご存知でしょうか?フルーツみたいに甘いトマト。実は、ミディトマトにもあるんです。ここでは、フルーツトマトに分類されるミディトマトをお伝えします。

フルーツトマトとは

糖度が高くて甘いトマトのことを、フルーツトマトと呼びます。明確に「糖度が何度以上をフルーツトマトとする」と決まっているわけではありませんが、一般的には糖度が8度以上だと、フルーツトマトと呼ばれます。

ミディトマトとは

糖度とは関係なく、実一粒の重さが40g~150gのものをミディトマト(中玉トマト)と呼びます。ちなみに、40g以下はミニトマト(小玉トマト)、150g以上だとトマト、または区別するために大玉トマトと呼ばれます。品種改良の結果生まれた、ミニトマトより大きく、大玉トマトより食べやすいトマトなのです。
白背景に様々な大きさのトマトが並べられている写真

フルーツトマトに分類されるミディトマト

では、代表的なミディトマトの品種のうち、年間を通した平均の糖度が8度以上のものを見てみましょう。

フルティカトマト

2008年に登場した品種です。栽培方法によっては糖度が12度にもなるフルーツトマトです。信州バイオファームでは、有機肥料を用いたハウス栽培により、年間通して甘いフルティカトマトの通信販売を行っています。

越のルビー

1989年に、福井県立短期大学で開発された品種です。福井県産が多く、糖度が8度前後あるフルーツトマトです。

シンディースイート

普通に育てても糖度が8度程度あるフルーツトマトです。栽培方法を工夫することにより、糖度が10度以上になることもあります。

レッドオーレ

糖度が8度以上のフルーツトマトです。年間通して糖度の差がそこまで大きくないので、通年でほぼ変わらない甘さが楽しめます。

華小町

皮が薄くて食べやすいトマトです。糖度も7~8度あるフルーツトマトです。また、青臭さがないので、トマトが苦手な人にもお薦めです。

シシリアンルージュ

調理用トマトとして知られるシシリアンルージュですが、適期には糖度が9程度にもなる、れっきとしたフルーツトマトです。生でも、調理しても楽しめるトマトですね。

Mr.浅野のけっさく

年間通した平均の糖度が8度以上になるフルーツトマトです。糖度だけでなく、大玉トマトのような旨味もあるのが特徴です。

CFドルチェ

年間平均の糖度が8.5度近くあり、口の中で皮が残りにくいという特徴を持つフルーツトマトです。味も濃く、果肉もしっかりしているので、食べ応えがあります。トマトの好きな方にお薦めです。

アマルフィの誘惑

イタリアでも栽培されている、イタリアントマトの一種。時期によっては糖度が10度近くにもなるフルーツトマトです。イタリアントマトというと調理用と思われるかもしれませんが、日本と同じように生食用として、または漬け汁に浸してマリネにすることもあります。この「アマルフィの誘惑」は糖度が高いので、生のまま食べてもおいしく食べられますね。

まとめ

いかがでしたか?この記事では、フルーツトマトに分類されるミディトマトを紹介しました。

  • ・フルーツトマトは糖度の高いトマトのこと。
  • ・ミディトマトは実の重さが40~150gのトマト。
  • ・フルーツトマトに分類されるミディトマトの品種は、代表的なもので
    『フルティカトマト』『越のルビー』『シンディースイート』等があり、どれも甘くて美味しい。

バイオファームで収穫されたミディトマトがコンテナいっぱいに詰まった写真

フルーツトマトに分類されるほど甘くて、食べやすいサイズのミディトマト。品種にこだわって探してみると、お気に入りのトマトが見つかるかもしれません。